2013年11月23日土曜日

新潟〜仙台の旅3

早めに1ラウンドする為、ホテルを後にし、昨日のポイントへと向かった。

ウネリは、昨日と同様のサイズをキープしており最高のコンディション!

いても立ってもいられず、速効でパドルアウト。

辻堂では、年に数回しか味わえないであろうと思えるいい波。

途中から弘一郎君もパドルアウトしてきて、久しぶりにセッションする事が出来た。

お腹いっぱいになるまで、思いっきりサーフしたね~!
 




海から上がり、玉手さんを訪ねる為、笠野へ下って行く事に。

玉手さんのサーフショップは、大震災の時の津波に飲み込まれ失くなってしまったそうです。

今は、海から離れた所でサーフショップ兼バーのお店を、再スタートしようとしていた。

自分には、想像もつかない恐怖、苦労、悔しさを経験をしているにもかかわらず、玉手さんの目は、優しさと希望に満ちていた。

震災以降サーフィンから離れてしまった仲間達が、またサーフィンができるようにと、色々と考えアクションを起こしておられました。

色々な話しを聞けた事、沢山の刺激を貰った事ができ、本当に良かった!

また、会える日を楽しみにしています!
 




綺麗なサンセットを見ながら、玉手さんの元あったであろうお店の場所を通り、海へと向かった。







 
海の側まで来ると、震災前に訪れてた時に見た景色は無く、荒れた大地が広がっていた。
 
かろうじて倒れなかった松が枯れ木の状態で、ちらほら見える。
 
大きな施設も廃墟となって、残っていた。
 
防波堤の工事をいたる所でしているので、すれ違う車は、ほとんどがトラック。
 
津波の被害を受けた所は別世界であった........。
 
福島県に入り少し走った所で、その道は通行止めになっていた。
 
そこは、高台になっていて一本の松が寂しそうに歪んで立っている。
 
車から降り、その松に向かうと家の基礎のコンクリートがむき出しになり数軒並んでいた。
 
瓦礫も転がっている状態だ。
 
1本松の横のガードレイルも歪み倒れていた............。
 
こんな高い所まで津波が来た事に驚きと恐怖を感じた。
 
松の立っている高台から海を覗きこむと、えぐれた断崖とテトラポットの前で綺麗にブレイクしている大きな波が見え、何とも言いようのない不思議な気持ちが込みあげてきた。
 
数キロ先は福島電子力発電所がある。
 
自然の怖さ、人間が作り出した文明の怖さを改めて痛感した..............。
 
 
 
今回の旅で新たな出会い、再会、自然の素晴らしさ、怖さを感じ体験する事ができた事に感謝であります!
 
 いい旅でした!!
 
 
さあ、今日も笑顔で!
 
 
 
 
 
 

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